機械,建築,記号,用語,CAD,図面,三角法,製図用品等-JIS規格

 

部品欄/(図面の)来歴欄/比較目盛



製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『図面の様式に関する用語』に分類される用語の中で、”図面の様式”に最も大きなくくりで分類される”(非必須事項)”は、さらに以下の『(図面の)区域』、『裁断マーク』、『部品欄』、『(図面の)来歴欄』、『比較目盛』、の5つの用語に分類されて定義されています。

【図面の様式に関する用語】

図面の様式 > (非必須事項) > (図面の)区域
図面の様式 > (非必須事項) > 裁断マーク
図面の様式 > (非必須事項) > 部品欄
図面の様式 > (非必須事項) > (図面の)来歴欄
図面の様式 > (非必須事項) > 比較目盛

JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類されるそれぞれの用語のうち、『部品欄』、『(図面の)来歴欄』、『比較目盛』の定義は以下です。


分類:図面の様式に関する用語 > 図面の様式 > (非必須事項)
番号:2009
用語:部品欄
定義:
図面に示す対象物又はその構成する部品(部材)の細目(部品の名称、材料、数量など)を記入するために、図面の一部に設ける欄。
対応英語(参考):
item block;
block for item list

分類:図面の様式に関する用語 > 図面の様式 > (非必須事項)
番号:2011
用語:(図面の)来歴欄
定義:
図面の変更などの来歴を記録するために設ける欄。
対応英語(参考):
block for revision;
revision block

分類:図面の様式に関する用語 > 図面の様式 > (非必須事項)
番号:2012
用語:比較目盛
定義:
図面を縮小・拡大した場合、その程度を知るために設ける目盛。
対応英語(参考):
metric reference graduation;
comparative graduation
比較目盛

”(図面の)来歴欄”がないと、図面が変更された場合に、いつ、どこを、誰が変更したか分からなくなってしまうので、図面管理上問題になります。