機械,建築,記号,用語,CAD,図面,三角法,製図用品等-JIS規格

 

倍尺



製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『尺度に関する用語』に分類される用語の中で、”尺度”に属する用語には、『現尺』、『倍尺』、『縮尺』という3つの用語が以下のように定義されています。

『製図に関する用語』
⇒【尺度に関する用語】

尺度 > 現尺
尺度 > 倍尺
尺度 > 縮尺

JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される尺度のうち、”倍尺”の用語の定義は以下です。


分類:製図に関する用語 > 尺度に関する用語 > 尺度
番号:3003
用語:倍尺
定義:
対象物の大きさ(長さ)よりも大きい大きさ(長さ)に図形を描く場合の尺度。
対応英語(参考):
enlargement scale;
enlarged scale

製図用紙の大きさには限界があり、部品の大きさに左右されるため、倍尺で描かれる部品は、最低でも描く製図用紙に入る大きさの部品でないと描けないため、現尺の場合よりもさらに限られた部品にしか適用できないことになります。