破断線/切断線
製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『線に関する用語』に分類される用語の中で、”(線)”に最も大きなくくりで属する”(線の用途によって)”に分類される用語には、以下の『破断線』、『切断線』、『想像線』、『等高線』、『特殊指定線』の用語が定義されています。
『製図に関する用語』
⇒【線に関する用語】
(線) > (線の用途によって) > 破断線
(線) > (線の用途によって) > 切断線
(線) > (線の用途によって) > 想像線
(線) > (線の用途によって) > 等高線
(線) > (線の用途によって) > 特殊指定線
JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される5つの線のうち、”破断線”と”切断線”の用語の定義は以下です。
分類:製図に関する用語 > 線に関する用語 > (線) > (線の用途によって)
番号:3126
用語:破断線
定義:
対象物の一部分を仮に取り除いた場合の境界を表す線(付図2 参照)。
対応英語(参考):
line of limit of partial or interupted view and section分類:製図に関する用語 > 線に関する用語 > (線) > (線の用途によって)
番号:3127
用語:切断線
定義:
断面図を描く場合、その切断位置を対応する図に表す線(付図2 参照)。
対応英語(参考):
line of cutting plane
破断線は、上の図のように、部品の表面から見た形状の図だけでは部品内部の構造が分からないため、内部の構造を図示すような場合に、それぞれの図の境界線として用いられるのが一般的です。