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想像線



製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『線に関する用語』に分類される用語の中で、”(線)”に最も大きなくくりで属する”(線の用途によって)”に分類される用語には、以下の『破断線』、『切断線』、『想像線』、『等高線』、『特殊指定線』の用語が定義されています。

『製図に関する用語』
⇒【線に関する用語】

(線) > (線の用途によって) > 破断線
(線) > (線の用途によって) > 切断線
(線) > (線の用途によって) > 想像線
(線) > (線の用途によって) > 等高線
(線) > (線の用途によって) > 特殊指定線

JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される5つの線のうち、”想像線”の用語の定義は以下です。


分類:製図に関する用語 > 線に関する用語 > (線) > (線の用途によって)
番号:3129
用語:想像線
定義:
a)隣接部分又は工具・ジグなどの位置を参考に表す線(付図2 参照)。
b)可動部分を、移動中の特定の位置又は移動の限界の位置で表す線(付図2 参照)。
対応英語(参考):
fictitious outline;
imaginary line

付図2(想像線の例)
付図2(想像線の例)

想像線に分類される用語として、原形線(図に表した対象物の加工前の形を、その図に表す線)があります。

[ 製図製図-線 ]