寸法線/引出線/基準線
製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『線に関する用語』に分類される用語の中で、”(線)”に最も大きなくくりで属する”(寸法記入など)”に分類される用語には、以下の『寸法線』、『引出線』、『基準線』の用語が定義されています。
『製図に関する用語』
⇒【線に関する用語】
(線) > (寸法記入など) > 寸法線
(線) > (寸法記入など) > 引出線
(線) > (寸法記入など) > 基準線
JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される5つの線のうち、”寸法線”、”引出線”、”基準線”の用語の定義は以下です。
分類:製図に関する用語 > 線に関する用語 > (線) > (寸法記入など)
番号:3133
用語:寸法線
定義:
対象物の寸法を記入するために、その長さ又は角度を測定する方向に平行に引く線(付図2 参照)。
対応英語(参考):
dimension line分類:製図に関する用語 > 線に関する用語 > (線) > (寸法記入など)
番号:3135
用語:引出線
定義:
記述・記号などを示すために引き出す線(付図2 参照)。
対応英語(参考):
leader line分類:製図に関する用語 > 線に関する用語 > (線) > (寸法記入など)
番号:3136
用語:基準線
定義:
特に位置決定のよりどころであることを示す線。
対応英語(参考):
reference line;
datum line
基準線の例
寸法線には、寸法補助線(寸法を記入するために図形から引き出す線)があります。
また、基準線には、水準面線(水面、液面などの位置を表す線)があります。
寸法線や引出線などには、細線(図形・図・図面を構成している線の中で、相対的に細い線)が使われるのが一般的です。