製作公差/組立公差/位置決め公差/普通寸法公差
製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『寸法などに関する用語』に分類される用語の中で、”(寸法の表示)”に最も大きなくくりで属する”寸法公差”に分類される用語には、以下の『製作公差』、『組立公差』、『位置決め公差』、『普通寸法公差』の用語が定義されています。
『製図に関する用語』
⇒【寸法などに関する用語】
(寸法の表示) > 寸法公差 > 製作公差
(寸法の表示) > 寸法公差 > 組立公差
(寸法の表示) > 寸法公差 > 位置決め公差
(寸法の表示) > 寸法公差 > 普通寸法公差
JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される、”製作公差”、”組立公差”、”位置決め公差”、”普通寸法公差”の用語の定義は以下です。
分類:製図に関する用語 > 寸法などに関する用語 > (寸法の表示) > 寸法公差
番号:3426
用語:製作公差
定義:
構成材又は部品を製作するときに与える寸法公差(建築部門)。
対応英語(参考):
manufacturing tolerance分類:製図に関する用語 > 寸法などに関する用語 > (寸法の表示) > 寸法公差
番号:3427
用語:組立公差
定義:
組立基準からの寸法に対する公差(建築部門)。
対応英語(参考):
election tolerance分類:製図に関する用語 > 寸法などに関する用語 > (寸法の表示) > 寸法公差
番号:3428
用語:位置決め公差
定義:
組立基準からの、構成材の位置を決める寸法に対する公差(建築部門)。
対応英語(参考):
positioning tolerance分類:製図に関する用語 > 寸法などに関する用語 > (寸法の表示) > 寸法公差
番号:3429
用語:普通寸法公差
定義:
図の中の個々の寸法に許容差を直接記入しないで、一括して指示する寸法許容差。主として機能上特別な精度が要求されていない寸法に適用する。
対応英語(参考):
general dimension tolerance
普通寸法公差(普通公差)に関連するJIS規格としては、以下の規格があります。
JIS B 0405
普通公差−第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS B 0408
金属プレス加工品の普通寸法公差
JIS B 0410
金属板せん断加工品の普通公差
JIS B 0419
普通公差−第2部:個々に公差の指示がない形体に対する幾何公差