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単独形体/関連形体/公差付き形体



製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『幾何公差に関する用語』に分類される用語の中で、”幾何特性”に最も大きなくくりで属する”形体”に分類される用語には、以下の『単独形体』、『関連形体』、『公差付き形体』の用語が定義されています。

『製図に関する用語』
⇒【幾何公差に関する用語】

幾何特性 > 形体 > 単独形体
幾何特性 > 形体 > 関連形体
幾何特性 > 形体 > 公差付き形体

JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される、”単独形体”、”関連形体”、”公差付き形体”それぞれの用語の定義は以下です。


分類:製図に関する用語 > 幾何公差に関する用語 > 幾何特性 > 形体
番号:3503
用語:単独形体
定義:
データムに関連なく幾何公差を決めることができる形体。
例えば、真直度を問題にする軸線。
対応英語(参考):
single feature

分類:製図に関する用語 > 幾何公差に関する用語 > 幾何特性 > 形体
番号:3504
用語:関連形体
定義:
データムに関連して幾何公差を決める形体。
例えば、平行度を問題にする軸線。
対応英語(参考):
related feature

分類:製図に関する用語 > 幾何公差に関する用語 > 幾何特性 > 形体
番号:3505
用語:公差付き形体
定義:
幾何公差を直接指示した形体。
対応英語(参考):
toleranced feature

公差付き形体に分類される形体には、外側形体(対象物の外側を形作る形体)と、内側形体(対象物の内側を形作る形体)とがあります。