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最小実体寸法



製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『寸法公差・幾何公差・表面にまたがる用語』に分類される用語の中で、”(公差・表面など)”に最も大きなくくりで属する”(関連形体に関するもの)”に分類される”最大実体公差方式/最小実体公差方式”には、さらに、以下の『最小実体寸法』の用語が定義されています。
”最小実体寸法”は、以下のように”最小実体状態”に属する用語として定義されています。

『製図に関する用語』
⇒【寸法公差・幾何公差・表面にまたがる用語】

(公差・表面など) > (関連形体に関するもの) > 最大実体公差方式/最小実体公差方式 > 最小実体状態 > 最小実体寸法

JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される用語のうち、”最小実体寸法”の用語の定義は以下です。


分類:製図に関する用語 > 寸法公差・幾何公差・表面にまたがる用語 > (公差・表面など) > (関連形体に関するもの) > 最大実体公差方式/最小実体公差方式 > 最小実体状態
番号:3607
用語:最小実体寸法
定義:
形体の最小実体状態を定める寸法。すなわち、外側形体については、最小許容寸法、内側形体については、最大許容寸法。
対応英語(参考):
least material size (LMS)

最小実体寸法については、以下のJIS規格において詳しく規定されています。

JIS B 0023
製図−幾何公差表示方式−最大実体公差方式及び最小実体公差方式

上記のJIS規格において、最小実体寸法は以下のように規定されています。

最小実体寸法least material size (LMS)
形体の最小実体状態を決める寸法(図1 参照)。
図1 (a)独立の原則による寸法表示
図1 (a)独立の原則による寸法表示
図1 (b)包絡の条件による寸法表示
図1 (b)包絡の条件による寸法表示