包絡の条件
製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『寸法公差・幾何公差・表面にまたがる用語』に分類される用語の中で、”(公差・表面など)”に最も大きなくくりで属する”(単独形体に関するもの)”に分類される用語には、以下の『包絡の条件』の用語が定義されています。
『製図に関する用語』
⇒【寸法公差・幾何公差・表面にまたがる用語】
(公差・表面など) > (単独形体に関するもの) > 包絡の条件
JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される”包絡の条件”の用語の定義は以下です。
分類:製図に関する用語 > 寸法公差・幾何公差・表面にまたがる用語 > (公差・表面など) > (単独形体に関するもの)
番号:3601
用語:包絡の条件
定義:
円筒面や平行二平面からなる単独形体の実体が、最大実体寸法をもつ完全形体の包絡面を超えてはならないという条件。
対応英語(参考):
envelope requirement
包絡の条件に分類される用語には、”完全形状(幾何学的な偏差をもたない形状)”があります。
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