説明図/記録図
製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『図面の名称に関する用語』のうち、『用途による用語』に分類される用語の中で、”(用途による用語)”に最も大きなくくりに分類される用語には、以下の『説明図』、『記録図』などの用語が定義されています。
『図面の名称に関する用語』
⇒【用途による用語】
(用途による用語) > 計画図
(用途による用語) > 試作図
(用途による用語) > 製作図
(用途による用語) > 注文図
(用途による用語) > 見積図
(用途による用語) > 承認用図
(用途による用語) > 説明図
(用途による用語) > 記録図
JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される用語のうち、”説明図”と、”記録図”それぞれの用語の定義は以下です。
分類:図面の名称に関する用語 > 用途による用語 > (用途による用語)
番号:4017
用語:説明図
定義:
構造・機能・性能などを説明するための図面。
対応英語(参考):
explanatory drawing;
explanation drawing分類:図面の名称に関する用語 > 用途による用語 > (用途による用語)
番号:4019
用語:記録図
定義:
敷地、構造、構成組立品、部材の形・材料・状態などが完成に至るまでの詳細を記録するための図面。
対応英語(参考):
as-built drawing;
record drawing
説明図は、各種の図面の補足用の図面としても利用されます。
また、記録図は部品・製品・構造物などが完成した後、ある一定期間、管理・保管されるのが一般的です。