04.CAD機械製図-図面の様式
『 JIS B 3402 CAD機械製図 』において、CAD製図に用いられる図面については、その図面様式は次のように規定されています。
(以下、引用)
【図面の様式】
図面の様式は、次による。
a)
図面用紙は、長辺を横方向に置いて用いるが、A4の図面用紙については縦方向に置いて用いてもよい。
b)
図面には、表1 の寸法によってマージンを設けて、線の太さが最小0.5mm以上の輪郭線を引く。
表1 図面の輪郭
用紙サイズA0:
⇒ c(最小)=20mm、d(最小)=20mm(とじない場合)、d(最小)=20mm(とじる場合)
用紙サイズA1:
⇒ c(最小)=20mm、d(最小)=20mm(とじない場合)、d(最小)=20mm(とじる場合)
用紙サイズA2:
⇒ c(最小)=10mm、d(最小)=10mm(とじない場合)、d(最小)=20mm(とじる場合)
用紙サイズA3:
⇒ c(最小)=10mm、d(最小)=10mm(とじない場合)、d(最小)=20mm(とじる場合)
用紙サイズA4:
⇒ c(最小)=10mm、d(最小)=10mm(とじない場合)、d(最小)=20mm(とじる場合)
備考:
d の部分は、図面をとじるために折りたたんだとき、表題欄の左側になる側に設ける。
c)
図面には、輪郭線の内側に接してその右下隅に表題欄を設け、投影法、尺度、製図年月日、CADシステム名、図面番号、図名、企業(団体)名、設計責任者の署名などを記入する。
d)
JIS Z 8311 に規定する図面管理上で必要な事項(マーク、文字記号など)を輪郭線の外側に付記する。
e)
図面に必要な 3D CADデータを関連付ける場合には、その管理番号を表題欄の中又はその付近に示す。
なお、JIS Z 8311 とは以下のJIS規格になります。
JIS Z 8311
製図−製図用紙のサイズ及び図面の様式