機械,建築,記号,用語,CAD,図面,三角法,製図用品等-JIS規格

 

09.CAD機械製図-投影法(第三角法など)



『 JIS B 3402 CAD機械製図 』において、CAD製図に用いられる図面に関して、CAD図面を製図する際の投影法(第三角法、第一角法、矢示法)は、次のように規定されています。

(以下、引用)

【CAD図面の投影法(第三角法、第一角法、矢示法)】


投影法

投影法は、JIS Z 8316 に規定する第三角法(※1)を用いて表し、図14 に示す第三角法の記号を表題欄に指示する。
ただし、第一角法による場合は、図15 に示す第一角法の記号を表題欄に指示する。
なお、第三角法を用いて表した場合、図形を一層理解させるために、JIS Z 8316 に規定する矢示法を用いてもよい(図16)。
参考:
矢示法は、やしほうと読む。また、その他の投影法を用いる場合には、投影法の名称を表題欄に指示する。
図14 第三角法の記号
図14 第三角法の記号
図15 第一角法の記号
図15 第一角法の記号
図16 矢示法
図16 矢示法


(※1)
投影法に関して引用されている、JIS Z 8316 の規格は以下です。

JIS Z 8316
製図−図形の表し方の原則

上記の規格において、第三角法は、以下のように規定されています(以下、JIS Z 8316 より引用)。

第三角法
第三角法は、正面図(a) を基準とし、他の投影図は次のように配置する(図4 参照)。

平面図(b) は、上側に置く。
下面図(e) は、下側に置く。
左側面図(c) は、左側に置く。
右側面図(d) は、右側に置く。
背面図(f) は、都合によって左側又は右側に置く。
第三角法の記号は、図5 のように表す。
図4
図4
図5
図5