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16.CAD機械製図-表面性状,金属硬さ,熱処理,溶接指示,照合番号



『 JIS B 3402 CAD機械製図 』において、CAD製図に用いられる図面に関して、CAD図面を製図する際の表面性状、金属硬さ、熱処理、溶接指示、照合番号の指示方法などが、次のように例とともに規定されています。

(以下、引用)


【CAD図面の表面性状,金属硬さ,熱処理,溶接指示,照合番号の指示方法】


表面性状
表面粗さ、筋目方向、表面うねりなど、表面性状(面の肌)を指示する場合には、表面粗さ及び筋目方向については JIS B 0601 及び JIS B 0031 によって、表面うねりについては JIS B 0610 による。


金属硬さ
金属硬さを指示する場合には、ロックウェル硬さ(HR)、ビッカース硬さ(HV)、ブリネル硬さ(HB)、その他のいずれかによって指示する。
例:
ビッカース硬さの場合 : ” HV400 ”


熱処理
熱処理は、熱処理の方法、熱処理温度、後処理の方法などを表題欄の中、若しくはその付近又は図中のいずれかに指示する。
例:
油焼入れ焼戻し、810℃〜560℃、320℃〜270℃、HV410〜480


溶接指示
溶接は、JIS Z 3021 によって、溶接の種類、溶接寸法、仕上げ方法、検査方法、その他要求事項などを必要に応じて指示する。


照合番号
a)照合番号は、通常はアラビア数字を用いる。
組立図の中の部品に対して、別に図面がある場合には、照合番号に代えてその図面番号を記入してもよい。
b)照合番号は、組立の順序に従うか、構成部品の重要度に従うか、その他、根拠のある順序に従う。
例:
部分組立品、主要部品、小物部品、その他の順
c)照合番号を図面に記入する方法は、次による。
1)照合番号は、明確に区別できる文字で書くか、文字を円で囲んで書く。
2)照合番号は、対象とする図形に引出線で囲んで照合番号を縦又は横に並べて記入するとよい(図47)。
図47 a)
図47 a)
図47 b)
図47 b)


なお、上記で引用されている、表面性状(表面粗さ、筋目方向、表面うねり)、溶接関連のJIS規格は以下になります。

JIS B 0601
製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメータ

JIS B 0031
製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状の図示方法

JIS B 0610
製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状:輪郭曲線方式−転がり円うねりの定義及び表示

JIS Z 3021
溶接記号