02.建築製図通則-図面,文字,尺度,寸法,単位,線
建築及び建築構成材のなどの製図の共通事項や基本的事項について規定されているJIS規格、『 JIS A 0150 建築製図通則 』においては、建築製図の図面、文字、尺度、寸法及びサイズの単位、線などに関する決まりごとがあります。
建築製図通則(JIS A 0150)における、図面、文字、尺度、寸法及びサイズの単位、線については以下のように規定されています(以下、引用)。
【図面】
図面は、JIS Z 8311 による。ただし、”7.中心マーク”は、”中心マークを設けなければならない。”という記述を、”中心マークを設けるほうがのぞましい。”とする。
【文字】
文字は、JIS Z 8313-0、1、2、10 による。
【尺度】
尺度は、JIS Z 8314 による。
【寸法及びサイズの単位】
寸法及びサイズの単位は、JIS Z 8317 3.2.4 による。
【線】
線は、JIS Z 8312 による。
なお、上の規定で引用されているJIS規格は以下です。
JIS Z 8311
製図−製図用紙のサイズ及び図面の様式
JIS Z 8312
製図−表示の一般原則−線の基本原則
JIS Z 8313-0
製図−文字−第0部:通則
JIS Z 8313-1
製図−文字−第1部:ローマ字,数字及び記号
JIS Z 8313-2
製図−文字−第2部:ギリシャ文字
JIS Z 8313-10
製図−文字−第10部:平仮名,片仮名及び漢字
JIS Z 8314
製図−尺度
JIS Z 8317
製図−寸法記入方法−一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法