第一角法
製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『投影法に関する用語』に分類される用語の中で、”投影法”に最も大きなくくりで属する”(投影)”に分類される”透視投影”には、さらに、『第一角法』などの用語が定義されています。
”第一角法”は、以下のように”正投影法”の一種の”正投影図”属する用語として定義されています。
『製図に関する用語』
⇒【投影法に関する用語】
投影法 > (投影) > 透視投影 > 正投影法 > 正投影図 > 第三角法
投影法 > (投影) > 透視投影 > 正投影法 > 正投影図 > 第一角法
JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される用語のうち、”第一角法”の用語の定義は以下です。
分類:製図に関する用語 > 投影法に関する用語 > 投影法 > (投影) > 透視投影 > 正投影法 > 正投影図
番号:3259
用語:第一角法
定義:
一つの対象物の主投影図のまわりに、その対象物のその他の五つの投影図のいくつか又はすべてを配置して描く正投影。主投影図を基準にして、その他の投影図は、次のように配置する。
・上側からの投影図は、下側に置く。
・下側からの投影図は、上側に置く。
・左側からの投影図は、右側に置く。
・右側からの投影図は、左側に置く。
・裏側からの投影図は、左側又は右側に置く。
対応英語(参考):
first angle projection (method)
第一角法の参考図
透視投影における正投影図には、上記の第一角法の他に、第三角法があります。