消点/視円すい/視円
製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『製図に関する用語』のうち、『投影法に関する用語』に分類される用語の中で、”投影法”に最も大きなくくりで属する”(投影の要素)”に分類される用語には、以下の『消点』、『視円すい』、『視円』などの用語が定義されています。
『製図に関する用語』
⇒【投影法に関する用語】
投影法 > (投影の要素) > 原点
投影法 > (投影の要素) > 基線
投影法 > (投影の要素) > 停点
投影法 > (投影の要素) > 視点
投影法 > (投影の要素) > 視心、視中心
投影法 > (投影の要素) > 視高
投影法 > (投影の要素) > 投影線
投影法 > (投影の要素) > 投影中心
投影法 > (投影の要素) > 地平線
投影法 > (投影の要素) > 消点
投影法 > (投影の要素) > 視円すい
投影法 > (投影の要素) > 視円
JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される用語のうち、”消点”、”視円すい”、”視円”それぞれの用語の定義は以下です。
分類:製図に関する用語 > 投影法に関する用語 > 投影法 > (投影の要素)
番号:3232
用語:消点
定義:
平行な直線が透視投影において、一点に集まる点。すべての平行な直線が、無限遠の距離で一点で集まる想像上の点。
対応英語(参考):
vanishing point分類:製図に関する用語 > 投影法に関する用語 > 投影法 > (投影の要素)
番号:3234
用語:視円すい
定義:
主投影線を軸とし、視点を頂点とする直円すい。
対応英語(参考):
vision cone分類:製図に関する用語 > 投影法に関する用語 > 投影法 > (投影の要素)
番号:3236
用語:視円
定義:
投影面と視円すいと交差する円。
対応英語(参考):
circle of vision
消点の例
消点に分類される用語としては、距離点(投影面と45°の角度をなす平行な水平線の作る二つの消点)があります。
また、視円すいには、視角(視円すいの頂角)があります。