写図/検図
製図用語(JIS Z 8114)に規定されている、『図面管理に関する用語』に分類される用語の中で、”図面管理”に最も大きなくくりに分類される用語には、以下の『写図』、『検図』などの用語が定義されています。
『図面管理に関する用語』
図面管理 > (図面の形式に関するもの)
図面管理 > (作成の仕方によって)
図面管理 > 写図
図面管理 > 検図
図面管理 > (図面の)登録
図面管理 > 図面目録
図面管理 > 出図
JIS規格 製図用語(JIS Z 8114)において、上記に分類される用語のうち、”写図”と、”検図”それぞれの用語の定義は以下です。
分類:図面管理に関する用語 > 図面管理
番号:5007
用語:写図
定義:
図又は図目の上にトレース紙などを重ねて書き写す行為。
対応英語(参考):
tracing分類:図面管理に関する用語 > 図面管理
番号:5008
用語:検図
定義:
図面又は図を検査する行為。
対応英語(参考):
check of drawing
図面のCADデータがあれば必要ないですが、写図は、手書き図面しかない図面の場合には図面の書き写しとして有効な手段です。トレース紙は半透明の用紙です。
また、検図は、製図を行った図面に対して最終的に不具合などないかどうか確認するために重要な行為です。