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25.機械製図-非剛性部品の寸法、非比例寸法(寸法記入方法)



『 JIS B 0001 機械製図 』においては、機械製図における図面の寸法記入方法の一つとして、非剛性部品の寸法の指示の仕方や、非比例寸法の表示方法が、例とともに以下のように規定されています。

(以下、引用)


非剛性部品の寸法(寸法記入方法)

自由状態で図面に指示した寸法公差や幾何公差を超えて変形する部品の寸法及び公差は、JIS B 0026 によって指示する。


非比例寸法(寸法記入方法)

一部の図形がその寸法数値に比例しないときには、寸法数値の下に太い実線を引く(図163 参照)。ただし、一部を切断省略したときなど、特に寸法と図形とが比例しないことを表示する必要がない場合には、この線を省略する。
図163
図163


なお、自由状態で図面に指示した寸法公差や幾何公差を超えて変形する部品の寸法及び公差の指示の仕方について引用されているJIS規格は、以下のJIS規格になります。

JIS B 0026
製図―寸法及び公差の表示方式―非剛性部品