機械,建築,記号,用語,CAD,図面,三角法,製図用品等-JIS規格

 

05.機械製図-図面の尺度



『 JIS B 0001 機械製図 』において、機械製図に用いられる図面の尺度については、次のように規定されています。

(以下、引用)


【図面の様式】


a)
尺度は、A:B で表す。
ここに、
A:描いた図形での対応する長さ
B:対象物の実際の長さ
なお、現尺の場合には A:B をともに1、倍尺の場合には B を1、縮尺の場合には A を1として示す。
例1:
現尺の場合 1:1
例2:
倍尺の場合 5:1


b)
尺度の値は、表5 による。

表5 推奨縮尺
・現尺の推奨尺度:
1:1
・倍尺の推奨尺度:
50:1、20:1、10:1、5:1、2:1
・縮尺の推奨尺度:
1:2、1:5、1:10、1:20、
1:50、1:100、1:200、1:500、
1:1000、1:2000、1:5000、1:10000


c)
一枚の図面にいくつかの尺度を用いる場合には、主となる尺度だけを表題欄に示す。その他のすべての尺度は、関係する部品の照合番号(例えば、 頬瑤肋楮戮鮗┐靴真沺碧瑤話婆命沺砲両塙臺源(例えば、A部)の近くに示す。図形が寸法に比例しない場合には、その旨を適切な箇所に明記する。
なお、これらの尺度の表示は、見誤るおそれがない場合には、記入しなくてもよい。


d)
小さい対象物を大きい尺度で描いた場合には、参考として、現尺の図を書き加えるのがよい。この場合には、現尺の図は、簡略化して対象物の輪郭だけを示したものでよい。

備考1.
尺度は、描かれる対象物を表現する目的及び複雑さに合うように選ぶ。
すべての場合において、描かれた情報を容易に、誤りなく理解できる大きさの尺度を選ばなければならない。

備考2.
特別に、表5 に示した尺度より大きい倍尺、又は小さい縮尺が必要な場合には、尺度の推奨する数値範囲を超えて上下に拡張してもよいが、用いる尺度は推奨尺度に10の整数乗を乗じて得られる尺度にする。
やむを得ず推奨尺度を適用できない場合には、中間の尺度を選んでもよい。
なお、この場合には、JIS Z 8314 の附属書1(規定) に規定する尺度を選ぶことが望ましい。


やむを得ず推奨尺度を適用できない場合に選ぶことが望ましい尺度が規定されている JIS Z 8314 の規格は以下になります。

JIS Z 8314
製図−尺度