三次元モデル/2・1/2次元モデル/世界座標,ワールド座標
主に機械工業におけるCADに関して用いられる主な用語として、CAD用語(JIS B 3401)において”モデリング”に分類されている用語には、以下の『三次元モデル』、『2・1/2次元モデル』、『世界座標,ワールド座標』などの用語が定義されています。
CAD用語
⇒【モデリング】
JIS規格 CAD用語(JIS B 3401)における、”三次元モデル”、”2・1/2次元モデル”、”世界座標,ワールド座標”それぞれの用語の定義は以下です。
分類: モデリング
番号: 0310
用語: 三次元モデル
定義:
三次元形状を表現した形状モデル。体積情報によるソリッドモデル、面情報によるサーフェスモデル、線情報によるワイヤーフレームモデルに分類できる。
対応英語(参考):
three-dimensional (geometric)model
分類: モデリング
番号: 0311
用語: 2・1/2次元モデル
定義:
掃引(※1)によって三次元形状を表現した形状モデル。
対応英語(参考):
2・1/2-dimensional (geometric)model;
2.5-dimensional (geometric)model
分類: モデリング
番号: 0312
用語: 世界座標,ワールド座標
定義:
対象の図形の入出力を行うために用いられる形状モデルを定義付ける最も大域的なグローバル座標。
対応英語(参考):
world coordinate
(※1)
掃引とは、”そういん”と読み、平面上で定義した図形を空間内で移動し、その軌跡によって三次元形状を生成する操作のことで、形状モデルを作成するための手法で、主として移動掃引及び回転掃引が用いられます。