機械,建築,記号,用語,CAD,図面,三角法,製図用品等-JIS規格

 

CAD用語(JIS B 3401)の概要



機械工業の分野で使用する、主に部品図や組立図などの製図(機械製図、建築製図など)は、近年はCAD(※)によって行う場合が多くなっていますが、CADに関して用いられる主な用語やその定義については、JIS規格において、『 JIS B 3401 CAD用語 』に規定されています。

CAD用語(JIS B 3401)においては、以下の規格が引用されており、以下の規格に引用されることによってCAD用語の規格の規定の一部を構成しています。

■CAD用語(JIS B 3401)の引用規格

JIS X 0002
情報処理用語(算術演算及び論理演算)

JIS X 0013
情報処理用語(図形処理)

JIS X 5108
開放型システム間相互接続−トランスポートサービス定義

また、CAD用語におけるCAD用語は、以下の項目に分類されて定義されています。

■CAD用語の分類
1)一般
2)装置
3)モデリング
4)対話
5)表示
6)公的規格

(※)CADとは、”キャド”と読み、”Computer Aided Design”又は、”Computer Assisted Design”の略であり、日本語では、”コンピュータ支援設計” と言われます。
主に工業製品・部品や建築の設計にコンピュータを用いることと解されます。
近年のコンピュータの発達により普及し、各種設計にはなくてはならないものになっています。
CAD用語(JIS B 3401)におけるCADの定義は以下です。

CAD
定義:
製品の形状、その他の属性データからなるモデルを、コンピュータの内部に作成し解析・処理することによって進める設計。
対応英語(参考):
computer aided design

[ 製図CAD用語 ]