CSG/境界表現/線織面,ルールドサーフェス
主に機械工業におけるCADに関して用いられる主な用語として、CAD用語(JIS B 3401)において”モデリング”に分類されている用語には、以下の『CSG』、『境界表現』、『線織面,ルールドサーフェス』などの用語が定義されています。
CAD用語
⇒【モデリング】
JIS規格 CAD用語(JIS B 3401)における、”CSG(しーえすじー)”、”境界表現”、”線織面,ルールドサーフェス”それぞれの用語の定義は以下です。
分類: モデリング
番号: 0321
用語: CSG(しーえすじー)
定義:
サービスプリミティブと呼ばれる基本形状要素の集合演算に基づいて三次元形状をコンピュータ内部に表現する、ソリッドモデル作成のための手法。
備考:
サービスプリミティブとは、サービス利用者とサービス提供者間における抽象的で実装に依存しない相互動作(JIS X 5108 参照)。(※1)
対応英語(参考):
constructive solid geometry
分類: モデリング
番号: 0322
用語: 境界表現
定義:
頂点、りょう線(稜線)、ループ、面分、シェルの接続情報によって、三次元形状の境界をコンピュータ内部に表現するソリッドモデル作成のための手法。
対応英語(参考):
boundary representation
分類: モデリング
番号: 0323
用語: 線織面,ルールドサーフェス
定義:
線分の両端が三次元空間内の2本の曲線上をそれぞれ連続的に移動するとき、その線分の軌跡として定義される曲面。
対応英語(参考):
ruled surface
(※1)
CSGの用語でサービスプリミティブに引用されているJIS規格は以下です。
JIS X 5108
開放型システム間相互接続−トランスポートサービス定義